7月31日23時半ごろ、
仕事が終わって急いで山登りの準備して、母とともに自転車で愛宕山麓まで行き、
千日詣りに行ってきました!
車で行こうか迷ったのですが、「駐車場待ちで清滝トンネル前からずっと行列や!」と聞き、思い切って自転車。
持ち物☆
リュックに1ℓのスポーツドリンクとタオル4枚、着替えのTシャツ2枚、
(内タオル2枚とTシャツ1枚は別の袋に入れ清滝口の二輪車置き場に待機させてた自転車カゴに入れて置いておきました。)
登山用ポール、小銭入れ、念のためのバンドエイド、スマホ、以上!
迷ったんですが、以前愛宕山に登った時もふつうのスニーカーで登ってたので、登山靴ではなく、仕事でも履いてる慣れたアディダスのランニングスニーカーで(後にこれが良くなかった!)、
服装はトップ、スポーツブラにTシャツ、アンダーはSKINSのA400ロングタイツにアディダスの短パン。
飲み物は1ℓもあれば十分だろうと考えてました。
7月31日の夜から次の日の夜明けまで表参道(男坂)は山頂まで明かりを灯してくれるので、懐中電灯は持って行かず、その明かりだけを頼りに上ることができました。
登り始めて、すぐに下りてこられたNOORANIオープン来のお客様親子にも出会い、握手して気合入れて登り始めます。
歩き始めて10分、汗が止まりません。
ずっと急な登りが続きます。
しかも31日の夕方、大雨が降ったせいで足場がものすごく滑りやすく、
5合目ぐらいまで通り過ぎる下りてこられた方々が次々と派手に滑って転んで…。
これは自分も下りは気をつけなきゃって思ってた。
5合目まで登ってきた頃にはなんと1ℓの飲み物がもうすでに100mlを切り、これはヤバイな…と飲むペースを考えなかったことに少し後悔。
お茶に+山頂でお腹が空くかもしれないとサンドイッチまでリュックに入れてた母に登りながら「おかーさんはドリンクどれぐらい持ってきたん?私1ℓがもうすぐなくなりそう」と聞いたら、
「え、私、まだあるよ、お茶400L持ってきた」
…400L?
「あ、ちがッ!400mlな(爆笑)」。
400Lって風呂やん!しかもそこそこデカいええとこの風呂やんっ!
もう…、言いまつがいが多すぎだ。
おかげで笑いながら登って、ちょっと気持ち元気になりました。
それにしてもお茶400mlしか持ってきてない母。ちょっと分けてもらうわけにもいかず、とにかく山頂で飲み物買うまでは我慢!
…この時、ふと、
なんで母は山頂でサンドイッチ食べようと思ったんやろう…と、びたいちお腹減らないし、何よりも水分だけを欲してたから、余計な物持ってきてるなぁと思ってました。
そして、登山口から約3時間弱、
ようやく愛宕山山頂広場に!!
やっと着いた!! |
とりあえずペットボトルのジュースを1本買って飲み干し、しばし京都市内のキラキラ光る夜景をぼぉ…と見惚ける。
びっしょびしょのTシャツを着替え、絞れそうなぐらい汗だくタオルも交換。
なんてったって手の指と指の間からも汗吹き出すぐらいの発汗したからね~。
多少濡れた木のベンチに腰掛けても全然気にならなかった! それぐらいびっしょり!
そうしたら…
なんと…
ぐぅぅぅぅぅ…!
急にお腹が空いた!!!!
なんでサンドイッチなんか持ってきたんや…と思ってたお母さんのサンドイッチが、ここで最高のご馳走に!!
薄暗い中、白いパンのサンドイッチがこんなに神々しいとは!!
しみじみありがたく、美味しく、持ってきた母に感謝しながらいただきました。
さらに神社奥の院へ
防火、鎮火の神として崇められ、千日詣りで「火迺要慎」御札を購入して自宅のキッチンや店の厨房に貼っておくと、千日分の効果があるとか。
愛宕山千日詣り。 3歳までのこどもが登ると その子は一生火難にはあわないと言われてます。 多くのお父さんお母さんが小さなお子さんを背負って、または 一緒に頑張って登ってお詣りしてました。 |
防火、鎮火の神として崇められ、千日詣りで「火迺要慎」御札を購入して自宅のキッチンや店の厨房に貼っておくと、千日分の効果があるとか。
お札を貼り常に火の用心「気をつけよう」との事で、生前父も母とともにお詣り、貼ってたお札を返し、また新しいお札も貰いに登ってました。このお詣りで、火難について考えたり、気を付けようという意識も高まる効果があると思います。
私は理由あってお札を買って貼ったりは出来ませんが、家族やお店が火難にあわなようにと願いながら愛宕山にきました。
で、
で、
登ったら、今度は下りないと!
ゆっくり休憩しながら下山するつもりだったんです。
ところが!!!!!!!!
まだ薄暗いのに、いきなり蚊がすごい発生!
ちょっとでも立ち止まると一斉に集中攻撃、血を吸われてしまう!
何よりも耳に羽音がうゎんうゎん(血ぃ吸うたろかぁ!)って鳴り響き気持ち悪い!!!
全身の血を吸われるぐらいなら、休憩して止まらずに下山や!!
休憩なし!
休むことなく、とにかく下りる。
下りて
下りて…
そして、滑って転ぶ。
3回も滑って転んだ。
まず、ここで問題だったのが自分が履いてたスニーカー。
これ、ほんの数時間前まで店の厨房内ウロウロしてた靴。
そうだ、油とかずいぶん踏んでる。
それでなくても滑りやすい木の根や石の階段。
つるっつるに踏み固められた土の坂道、
そして、疲労もあって思ってた以上にちょっと滑るともうその足が踏ん張れない。
そのままあっという間に転ぶ。
巨体が転ぶ。
リュック内の水筒とか潰れてしないか心配。
ほんっと、デジイチなんて持ってこなくて良かった。
スマホもリュックの蓋部分のポッケに入れてたから、なんとか無傷。
3度転んだ私も同じ転び方しておしりと腕は痛かったけど、流血せず、ただ泥だらけ。
しかし、3度目の転倒。
右足を軽く捻挫!
ヤバイかなって思ったけど、その後も少しズキズキするぐらいで、歩けないことはなかったので、すぐに下山。
登り切ってしまえが、帰りなんて一回着替えたらもう大丈夫と思ってたら大間違い!
帰りも半端ない発汗!!
お母さんのナイスアシストで簡易着替えスペースを作ってもらい2度目のお着替え。
自転車に置いてたTシャツとタオルが役に立った!
フラフラの力の入らない足でなんとか自転車をこぎ、すっかり日が昇るころ帰宅!
母は山科まで自転車でなんとか帰宅。
自分もなかなか頑張った巨体のアラフォーやけど、すごい後期高齢者や!
もうすでに膝痛と筋肉痛が凄くって、マンションの階段でさえひーひー言いながら上がり、自宅へ。
帰ったことに全く気付かない、N夫。
ベッドから落ちそうな変な寝相で爆睡しておりました。
いや、彼は彼で早朝、中央市場へ約6キロほどの魚買い出し行ってきてお疲れなんです。
よぅ頑張るアラフォー夫婦や。
千日詣り記 (次回お詣りための備忘録)
終