Assalamu Alaykum
今年も断食月が来ました。
ラマダンはイスラム教徒にとってはとても聖なる月であり、
アラビア語で「灼熱」を意味する言葉になります。
始まりは西暦610年、「カドルの夜」にコーランが預言者ムハンマドに啓示された聖なる月だからというものですので歴史は本当に長いです。
ラマダンの期間は日の出から日没までの食事を絶つため、イスラム教徒は日の出前に「サフール」という食事をとります。
そして日没後、「イフタール」と言う断食の終わりの食事をとります。
またこの際、多くのイスラム教徒はムハンマドにならってナツメヤシの実(デーツ)から食べ始めます。
2018年のラマダンの期間は
5月15日(火)から6月14日(木)となっています。
断食(サウム)の内容としては食事だけではなく、水分摂取や喫煙、性交渉なども含まれていて、期間中は欲をおさえて生活をすることになります。
世俗的な欲を捨て神への献身と奉仕に没頭し神の恵みに感謝する、こうした行いで欲や怒り、呪いといった悪い考えを払うのが目的とされてます。
ラマダンには断食の終わりの行事として「Eid al-Fitrイード・アル=フィトル」というお祭りがあり、朝の祈祷ののち家族や友人との祝宴が行われる日となっています。
今日から1か月間、断食をされる方々が無事に平穏に過ごされることをお祈りします。
期間中は全店舗、通常営業してますが、イードの日(ラマダン明け)は半日お休みか終日お休みをいただくかもしれません。
最終日の夜9時ぐらいにわかるかと思いますので、その時にお知らせいたします。